株式取引で利益を出す方法。フィリップ・モリス・インターナショナルを例に…
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こんにちわ。
そして、株式の現物取引においては、どの会社の株をいくらで買うかが大切です。もちろん、出口戦略と言われるように、いつ、どのタイミングで売るのかが重要です。
なぜかというと、100万円分の株を5%の損失に抑えた場合、手数料抜きで95万円が返ってきます。95万円を元の100万円に戻すためには、5.3%の利益を取ればいいのです。含み益5.3%は充分に期待できる数字なので、現実的です。
しかし、10%の損切で90万円に減らした場合、元の100万円に戻すには、11.2%の利益が必要です。5%なら0.3%の差で良かったですが、10%なら1.2%の差になります。11.2%の利益を取ることは難しいです。
S&P500の平均的な利回りが8%としても、11.2%の利益を取ることは難しいです。インデックスの平均を上回る成績を稼げる人じゃないと、10%の損切りを取り戻せることは出来ません。しかも、勝率5割以上を維持するという前提です。二つに一つ以上の銘柄で、11.2%の利益を稼ぎ続けるなんて、よほど地合いがいい限られた期間しかできないでしょう。10%損切りはプロだからこそ出来ると考えるのが、現実的と思います。
そして、どの会社の株式をいつ買えばいいのかです。
業績はそこまで悪くなっていない、または少ししか悪くなっていないのに、大幅に株価が下がった銘柄を探しましょう。つまり、市場から過小評価されている不遇なタイミングで一流の会社の株を買えばいいのです。
私は、1月中旬ごろにフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)を買いました。その理由は安いと思ったからです。
ヤフーファイナンスより
そして、今の状態です。
上のチャートは、ここ一年間のチャートです。一株69ドルで買えるチャンスがあったので、買うことができました。もし、80ドルだったら、買っていなかったでしょう。
たばこ銘柄は配当がいいので、配当銘柄として保有する方が多いですが、喫煙人口の減少というバッドニュースで株価が下がったりします。
しかし、喫煙者がいきなりいなくなるわけではないですし、出荷本数も急激に減少するわけではありません。財務も良好な会社なので株価が一時的でも戻るのではないかと読んで、69ドルで買いました。もっと下がったら、買い増しする予定でした。
売るタイミングは考え中ですが、株式もスーパーマーケットの商品も安くなったときに買うほうがいいと思います。人気の株はどんどん上がって行きますので安心でき、つい買ってしまいますが、買ったときが天井ということもあり得ます。
フィリップ・モリスは、110ドル付近まで値上がりした実績がある銘柄なので、最高値を更新したばかりの株より安心して買うことができました。私は素人の個人投資家ですが、過小評価されている銘柄を物色しています。会社勤めのサラリーマンでも、実力はあるのに過小評価されている人はいませんか?世の中、株も人も過小評価されている人や物があります。