takecyan_kodawariの日記

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株式取引における損切りでは、合わせ切りがおすすめ。

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 皆さん、こんばんわ。約三か月ぶりの更新です。
個人的に色々あり、ブログの更新が疎かになってしまいました。
会社の異動だったり、記事を書く夜間は米国株の注文を出したり。
 やっと記事を書くことにしたのですが、株式取引において大切なこと。
それは、含み損が出た銘柄とどう付き合うかという、これはほとんど全員の投資家が通る道であります。
含み損に対する対応について、考えたいと思います。
 私は外国株をメインにしていますので、売買手数料が高くつきますから、頻繁に売買は出来ません。
値幅を取れないと、手数料による損失が大きくなります。
だけど、私だって買った銘柄が値下がりすることがあり、そのまま放置して買った価格まで戻るのを待つのか、それとも損切りするのか悩んでいます。
 基本的に株価は需給によって決まると考えております。
国電子取り引き大手のアリババは、中国においてシェア一位を誇り、アマゾンに迫る勢いの会社です。
決算も良好ですし、会社も順調に成長してきました。だけど、米中の貿易戦争で中国不利の状況から、中国株はリスク回避の視点から、株価が低迷しております。業績が良くても、買い需要が下がれば、株価はあがりません。
こういったことから、株価は業績以上に投資家から人気があるのかどうかが重要だと考えています。
 自分が買った株が値下がりした。含み損が発生した。
その含み損がどこまで拡大するのか、いつ買った価格まで戻ってくるのか、そんなことは誰にも分かりません。推測は出来ますが、株価は予想外の動きをしたりします。
 まず、基本的に将来的に値上がりする銘柄は売らずに、安くなったら買う。株は保有数が将来の資産になりますから、米国株みたいに長期的に値上がりしていく銘柄は売らずに買い増しをすればいいでしょう。
 しかし、国内株であったり、米国株でも一時的な流行で値上がりしただけの銘柄、業績が悪化し、将来性に陰りが見えたものについては、安易に買い増しをすることは危険です。買い増しは株価が戻ってきたときに含み益が増えるわけですが、株価が二度と戻ってこれないことになったときは、被害が拡大します。
 株式相場の格言で、下手なナンピンスカンピンという言葉があります。ナンピン買いをするということは、下降トレンドに入った、または株価が低迷した銘柄のポートフォリオ内の比率を引き上げることになります。
そして、その会社に致命的な問題が起こると株価は大変なことになります。
 そもそも、ほとんどの個人投資家が運用している資産なんて、会社の時価総額から考えたらほんのわずかです。
大きな流れに逆らうと大変なことになりますし、株式は流動性がある有価証券ですので、この流動性というメリットを
利用すべきと考えます。
 この記事を書いた2019年は、株式相場のリセッション入りの可能性も考えられます。米中貿易戦争、ドイツ銀行、中国・韓国を含めた危機を考えますと、米国株ではリーマンショック以降、国内ではアベノミクス相場以降、上がり続けてきた株はどうなるか分かりません。投資をしていれば誰でも資産が増えるボーナスタイムはいつまでも続きません。
 そこでキャッシュポジションを高めておくためにも損切りをおすすめします。
だけど、損切りをするときは、出来るだけ、含み損10%以内でやったほうがいいです。30%の含み損で損切りしますと、損害が大きいです。
 そして、ここからが本題ですが、損切りは合わせ損切りをおすすめします。
ほとんどの投資家は複数の銘柄を持っていますので、含み益の銘柄と含み損の出ている銘柄があります。
 例えば、A株を売り、利益が一万円。B株を9000円分損切りしますと、差し引き1000円の利益になります。多めに利益を残すのは、手数料を考えてのことです。こうすることで、利益一万円が水の泡になったのは悲しいですけど、含み損を抱えている銘柄の一部を損失なしで切ることが出来ました。
 これじゃあ、利益が出ないではないか。という声も聞こえてきそうですが、株を売って現金化すると、手元にキャッシュが戻ります。そのお金で今後、値上がりの期待ができそうな銘柄を買えばいいのです。
 株式取引において、個人が損失を出すパターンは損切りをして資産を減らすパターン、長期的な含み損が発生し、塩漬け株が出来てしまうパターンがあります。塩漬け株を出すことは本当にもったいないのです。
 株式市場では4桁を誇る会社が上場されており、値上がりが期待できる有望な銘柄もあります。
それらの銘柄の値上がりをただ見るだけというのはもったいないです。
 日本では、バブル崩壊前に買った個人が売るに売れず、超長期で塩漬けしている銘柄もあるでしょう。そのお金をさっさと現金化し、トヨタソフトバンク任天堂などの銘柄を買っていたらどうなったでしょうか?
 大切なことは会社の未来を予測することは非常に困難であることが考えられます。まさかという企業が倒産したり、株価が低迷したりします。10年後の未来を当てることが出来たら、誰もが大富豪になれます。
しかし、現実はそうも行きません。大切なことはどんな未来が訪れても、勝てるような適応力、柔軟性が大切
です。日本の高度経済成長期に華やかに発展した多くの企業、今はどうなっているでしょうか?銀行が斜陽産業になるなんて、この時期に予測は出来たでしょうか?普通は予測できません。
 私は考える資産運用の最適解は、まず資産を減らさないことだと考えています。
毎年、100万円を貯金しても、株で50万円の損失を出せば、実質50万円しか貯金できていません。
貯金が増えるのは、元本が減らないという前提があってこそです。
 年間の投資成績がマイナスより、プラスマイナスゼロのほうがいいです。
 以上、損切りについては賛否両論があり、損切りを悪と考えている投資家もいます。そういった投資家を否定はしませんが、どの会社が生き残るのか、当てることは至難でありますので、常に勝つ企業を見極めようとする姿勢は大切だと思います。株式の世界では、流行があり、流行が終わった銘柄、業界はそのあとに株価が低迷することがあります。お笑い芸人も入れ替わりが激しいですが、ずっと頂点に立ち続ける芸人さんはほんの一握りです。株の世界も同じだと思います。
 ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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