takecyan_kodawariの日記

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英国のEU離脱は日本にとって良いことなのか。

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 日本と英国の関係といえば、1902年の日英同盟だ。

英国とロシアは歴史上、国際関係において敵対してきた。その因縁は現在まで続いている。恐らく、日本人の想像以上にお互いのことを憎んでいる。

 そんな英国は日露戦争のとき、我々日本がロシアと戦うため、いろいろと支援してくれた恩人であることを忘れてはいけない。もし、英国が助けてくれなかったら、どうなっていただろうか。日本の戦時公債の引き受けでもお世話になった。また、ロシアが清やフランスと共に日本に宣戦布告した場合、歴史は変わっていただろう。英国にも利害関係、損得勘定はもちろんあったが、遠く離れた英国に日本が救われたことは確かだ。

 そして、100年以上のときを過ぎ、再び、ロシアは日本の平和を脅かす存在となっている。100年前と違うのは、相手が核を保有していること、中国や朝鮮も軍事的に台頭しており、対日英米の共同戦線を組む可能性もゼロではないこと。日本は中国相手でも単独では難しいのに、ロシアまで狙われたら国家を防衛することは出来ない。これからの日本の安全保障においても、日英関係は重要なものになることは容易に想像がつく。

 そんな英国がEUを離脱することになりそうだ。仮にならなくても、EU側からすると、英国は裏切り者として映る。EUでは移民問題に対し、互いに負担を負いつつ、向きっていくと考えている。しかし、英国は移民問題から遠ざかりたいので、EUからの離脱を考える勢力が台頭した。

 そもそも、国民投票の結果は充分な議論がなされないまま、国民が移民を受け入れることのメリット、デメリットを検討し尽くすまでもなく、行われたことに問題がある。よく分からないことにはとりあえず反対しておこう。と考えた国民もいるだろう。

 そんな英国はEUから干されてしまうわけだが、今の金融・貿易はブロック化から世界全体の規模まで拡大している。ブロック経済の良し悪しは置いておくとして、世界経済はものすごいスピードで資本や情報の伝達を可能にしている。中国がアフリカに投資をしていること、ソフトバンクのファンドが中東に進出していることもあって、英国だからEU運命共同体になるという義務はない。国防においても、EU諸国が団結しても、ロシアや中国の脅威を防ぐことが出来るのかは難しいところだ。

 近年におけるGDP成長率をみても、上位にいる国は中東、アフリカ、アジアにある国が多い。EU諸国は足踏みしているわけであります。このまま、EUと心中するか、アジアに進出するのか、国益を考えた場合、私ならアジアや中東に進出すべきと考える。

 実際に英国はTPPに加盟するのではという動きをみせている。それは歓迎したい。そもそも、日本人は英国が好きなのではないか?

 英国といえば、ビートルズハリーポッター、紅茶もある。サッカー・ゴルフ・テニスも日本で大人気だ。シェイクスピアの作品も人気だ。英国のファッションブランドも大人気だ。

 あれっ?もしかして、日本人って英国が大好きなんじゃないか?英国のファッションブランド品に関税がかからなくなると、多くの人が喜びそうだ。国内のメーカーには申し訳ないが、英国からの輸入品に関税が撤廃されることになったら、多くの日本人にとってメリットがあるのではと思う。話を戻すと、国防でも手を取り合って、文化でもお互いに思い合えるなら、まさしく遠くて近い国であるといえる。英国人の魂、文化は我々日本人にとって価値のあるものだと思える。

 私は紅茶が大好きで休日はこだわりの紅茶を飲んだり、ピアノを弾いたりして気分転換しています。紅茶やデザートにエルダーフラワーのシロップをかけています。

 エルダーフラワーシロップと呼ばれるもので、北欧原産の有機ハーブとレモンなどを砂糖で煮詰めたシロップです。アイスクリームにかけると上品な味になります。私が愛好している商品が下記のものです。

ユウキ 有機コーディアル エルダーフラワー(500mL)【ユウキ コーディアル】

価格:1,697円
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感想(5件)

 

 無駄な添加物を使っていない有機シロップです。TPPによって、もっと安く買えるようになると嬉しいです。ティータイムといえば英国です。英国産のシロップで優雅なティータイムを送ることが出来ます。一度、試してみてください。紅茶が好きな方なら、ハマると思います。

 私は日本と英国が再び協力し合い、文化面でも深く結ばれることを期待している。

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