takecyan_kodawariの日記

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みんなは忘れているけど、もしかしてラジオ体操って最強じゃないの?

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 平成も今年で終わります。そんな平成では、ものすごいスピードで新しい物やサービスが生まれてきました。そのなかでも、健康ブームもいろいろと形を変えて流行りました。人間は健康でいたいと願うもの。食べ物やダンスなどの運動もいろいろと流行りましたね。〇〇を食べたら痩せる!と某番組で放送されれば、次の日にスーパーにいくと、棚が空っぽで唖然としたこと、皆さまもあったでしょう。例えば、スーパーの売り場から納豆が完全になくなっていました。そんな場面、もう二度とみれないでしょう。

 平成で流行った健康ブームといえば…

 食べる順番ダイエット、バナナダイエットりんご酢黒酢、納豆、ヨーグルト、こんにゃく、糖質カット・脂質カット、豆腐、もやし、りんご、炭水化物抜き、野菜ジュース、プロテインドリンク、チョコレート、キャベツ、アルカリイオン・水素水など、食べ物や飲み物でもたくさんありました。

 しかし、食べ物は栄養バランスを考え、糖質や脂質、塩分を控えめにすればいいという結論で大体は収まりました。

 次に、エクササイズや運動についてです。まず、ジョギングをする人がいますが、それはいいことだと思います。しかし、走るという運動は特定の部分に負荷が強くかかり、走るだけで健康のための運動として完結しません。ジョギングをする際には、前後のストレッチや準備運動をすることが望ましいのです。

 ここでまた、平成で流行った運動といえば…

 ビリーズブートキャンプダンベルを持ったり、腕などに巻いたりしながら運動、ロデオボーイ、ゴムボール、ダンスユニットTRFが出したダンス系エクササイズ、腹筋に電気で刺激を与えて鍛えるベルト式のアブトロニック、フィットネスを中心に流行してきたヨガ、ライザップ、コアリズムなど。

 流行ったあとに廃れたもの、現在でも残っているものなど様々であるが、これらは商業的な売り込み、ビジネスのために生まれたものが大半です。ダイエットや健康グッズを買っても、飽きてしまって捨てたもの、途中で諦めたものもあるでしょう。

 これらとは異なる、流行り廃りもなく、国民に愛され続け、そして今でも取り入れられているもの、お金をださなくても出来る運動といえば、そう、ラジオ体操です。これは筋力を鍛えるためというよりストレッチに近いですが、運動前の準備運動からお年寄りでも出来る健康維持のための体操など、使い道は万能です。どんな世代でも、どんなスポーツをする人でも効果が出る万能体操です。楽器を弾く人に分かりやすく言えば、スケール練習です。

 ・ラジオ体操が生まれた背景

 1927年8月、進藤氏が海外での見聞をもとに、『逓信協会雑誌』に「健康体操放送を開始せよ」と題する論文を発表しました。
――日本人の体格向上のため、国民すべてが行うべき運動として、「老若男女を問わず」「誰にでも平易にできる」「内でも外でも、いかなる場所でもできる」「多少趣味的な」体操の開発を提唱。

 当時、旧チェコスロバキアで行われていた、全国民が一斉に行う「ソコール運動」に注目していた、簡易保険局長の田邊氏の考えなどもあり、国民の健康の増進等を目的とし簡易保険局がラジオ体操の実施を決定(天皇陛下御即位の御大礼を記念して行うべき国民的事業を検討するための会議内)。

 そして、1928年9月、簡易保険局を中心に日本放送協会、文部省等の協力の下に旧ラジオ体操第一を制定されたとのことです。(引用元は以下)

https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/radio/abt_csr_rdo_history.html

 つまり、日本人の体格を考えて科学的に作られた体操なのです。

しかし、日本はこのような時代には経済が成長してきており、物や道具、機械が生活に溶け込んでくると、運動不足になる人が増えてきました。高齢者は特に運動不足になりやすいのですが、これは現代でもいえることではないでしょうか。

 日本は間もなく、超高齢化社会に突入しようとしています。つまり、高齢者でも出来る運動はこれからの日本でも必要なのです。ビリーズブートキャンプは、基本的に若い人しか出来ません。しかし、ラジオ体操はちびっ子からお年寄りまで誰でも出来ます。

 ・ラジオ体操の健康効果について

 ラジオ体操は車いす生活の人でも出来るように考案されていますが、多くの方は立ったままでしますので、それを前提に解説させて頂きます。

 まず、ラジオ体操は全身の筋肉を満遍なく使います。また、全身にある関節が動くように考えられています。ラジオ体操は第一・第二がありますが、それぞれが異なる動きをしており、肩こりの改善、腰痛の予防、消化器の働きをよくする運動から、ジャンプなど、負荷をかけて身体を鍛える運動までセットに入っています。限られた短い時間のなかで効率よく身体を動かすこと、毎日のように手軽に出来るように考案されたプログラムは忙しい現代人でも続けることが出来ます。ほかのエクササイズと併用して、ボディメイクをしてもいいでしょう。ラジオ体操をすることによるデメリットは思いつきません。

 以上から、世の中ではいろんな運動が流行り、廃れてきましたが、ラジオ体操は廃れることがなく、これからも国民的体操として活用され続けるのではと思います。おまけとして、ラジオ体操で流れてくるピアノ曲も非常に面白いものです。

 体操の動きにあった旋律が流れてくるわけですが、運動と音楽がぴったりと合っており、またその展開も素晴らしいです。そう、ラジオ体操の音楽は音楽的にも名曲といえるぐらい、作りこまれており、いろんなシーンが紙芝居のように切り替わっていきます。何回聴いても飽きない、実はすごい曲なんです。

 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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